毎年、桃山高校は広島遠征をするんですけど、そこでサンフレッチェのスカウトの方が見てくれたんです。そして3年生の6月に「練習に来て見ないか」って誘われました。プロになることが夢だったので、すごく楽しみにして参加したんですが、いざ練習に参加してみると、レベルが高すぎてなんにも出来なくて。緊張もあったし、パススピードも速くてパスが繋がりませんでした。芝だからボールも滑ってくる。もう全てにおいてレベルが高くて。ショックだったんですけど、あきらめずに、帰ってからキックの練習とか一生懸命していたんです。それで9月にもう一度呼ばれたんですね。その時は、6月より全然出来たんです。自分でも「出来たな」という感触があるくらいに。でもすぐには決まらなかったんですね。僕が聞いたのは9月の終わりで、ちょうど高校の体育祭の日だったんです。朝、監督から「サンフレッチェが来てくれって言っているぞ」って聞いて。やった、って。全然、悩まずに即決しました。
― プロになれた一番のポイントは? プロになりたいという夢を持って、あきらめずに、ずっとサッカーに取り組んでいたからだと思います。元々、サンフレッチェが2度目を呼んでくれるとは聞かされていなかったんです。でも、あきらめないで、少しでも高いレベルに追いつこうと練習をかなり懸命にしました。そういう取り組みがあったからだと思っています。