J開幕当初のように、常に満員のスタジアムでプレーすることは全選手の希望でもあり、サッカー界が望んでいる理想の姿でもある。そこで、そんな理想に近づけるための「サッカー人気向上案」を、全チームに訪問して選手側からの視点で自由に語ってもらった。どんなアイディアが出るのか、ご期待ください。
― サッカーの人気を上げていくためには、どんなことが必要になるでしょうか。
西川 せっかくプロチームがある町なので、「この町にはトリニータがあるぞ!」ということをもっと知ってもらうために、フラッグなどの目立つ飾り付けをもっとしたいですよね。町中には少しフラッグが出ていますが、より目立つようにできればいいと思います。
福元 トリニータは大分という地方にあるチームなので、地域にしっかりと密着して、レッズやアルビレックスのように、「地元の誇り」と言われるような象徴的な存在になっていかないといけないと思いうんです。地域の人たちに誇りに思われるような存在にしたい。町にフラッグを飾るのもそうですけど、トリニータ色に染めていきたいですね。
― 選手側から見て、観客動員はどう感じていますか?
西川 動員数は年々さがっているよね。
福元 下がっていますよ。この観客動員数を増やすのは難しいですよね。この間、横浜FCとの試合の時にも、前売りがあまり好調じゃなかったんです。
西川 それでイベントをやったんですね。
福元 メンバー外の選手が門の前で握手をして、試合を終わった後には先着922人をグラウンドで記念撮影をしました。でも、来てくれたお客さんはいつも応援してくれる方たちでしたから、これが新規顧客の掘り起こしに繋がっているとはあまり思えないんですよね。
― 観客動員数を上げるには、試合を見たことがない人たちへのアピールも必要ということですよね?
福元 そうですね。一度スタジアムに来て、それで面白いと思ってもらえれば、来てくれるようになりますよね。その最初の一回が必要なんです。練習やイベント企画に来ているファンにファンサービスをしながらも、サッカーを見たことがないような人たちにも訴求できるようにしていかなければ。観客動員数が減ったら、自分たちの報酬に跳ね返ってくることですからね。
西川 大分はバスケットのチームもできて、バレーもできて、フットサルもできて、ちょっとトリニータのカラーが薄らいだこともあるから、最初の一回は大切だよね。
― メディアでの露出についてはいかが思いますか?
福元 メディアでの露出ってとても大事だと思っています。
西川 大事だよね。
福元 大分は都会に比べて遊ぶところがないので、テレビはみんなめちゃ見ていますから、上手く活用できることが大切ですよね。
西川 なにか面白いことをやって、インパクトをつけたいよね。
福元 大分はローカル番組がいろいろとあるから、うまく協力していくとかね。
― 個人発のメディアということでは、二人はブログとかやっていないんですか?
福元 やっていません。
西川 僕はやりたいんですよ。それで今パソコン教室にも通っているし。一度、話もあったので、頑張って作ってみたいと思いますよね。
福元 確かに、サッカーが一番大事ですけど、サッカーだけやっていればいい、という時代じゃないかもしれませんよね。頑張ってみます。
― 頑張ってください。ありがとうございました。 |